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〜世界遺産・黄龍&九寨溝の旅 part.1(2007.AUG)〜
| 前回に引き続き四川省のお話。パンダにお別れをした後、翌日私たちは成都から朝一番の飛行機に乗って九寨黄龍空港へ到着。寒い!成都ではTシャツ1枚で汗をかいていたのに、標高3300Mの空港は真夏の8月にも関わらず気温13度しかありません。持ってきた厚手の服を急いで着込み、迎の車に乗り込みました。しかし、黄龍の入り口で腹ごしらえしている間にどんどん日差しが強くなり気温も上がってきました。先ほど着込んだ上着は車の中に残し、帽子とサングラスを準備していざ出発です。 |
| 黄龍は最高で標高が4200Mにもなる高地に広がる池と川からなる風光明媚な場所で、世界遺産に指定されています。ガイドさんの説明によると川を流れる水に石灰分が多く含まれているため、鍾乳洞や複雑な形をした池、そしてまろやかに波打つような形の川底が形成されているのだとのこと。「黄龍」という名前は、川を上から見るとまるで黄色い龍のように見えるために、そのように呼ばれるようになったという説があるそうです。私たちはまずロープーウェイで上まで登りそこから歩いて降りてくるというコースを選択しました。ゆっくり歩いて約4時間のコースです。 |
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山道を歩きながら深呼吸をすると澄んだ空気が本当においしく感じられます。日頃、都会の空気を吸っていかにも汚染されていそうな肺を少しでも綺麗にしたいと思い、必要以上に深呼吸をしながら歩きました(高山病予防にも有効です)。森林浴を楽しみながら山道を抜けると川岸に到着。水が驚くほど澄んでいます。なんとここの水は「きれいすぎて魚も棲めない」のだそうです。水に手を触れてみたい衝動にかられますが私の汚染された手など突っ込んでは環境汚染になってしまいますのでガマンしました。 |
目の前には段々畑のように小さな池が無数に広がり、それぞれが少しずつ異なる青色の水をたたえており、何とも美しい景色です。私は無我夢中でカメラのシャッターを押しました。
川沿いに下り始めると、下から歩いて登ってくる人々とたくさんすれ違います。本格的な山歩きの格好をした日本人の年配の団体さんも多く見かけました。皆一様に酸素ボンベを手に持っています。ここは標高が高く酸素が薄いので売店では酸素ボンベが売られ、道のところどころには酸素補給所も設けられています。私たちは登りの階段だとすぐに息が切れてしまうものの、下りや平坦な道を歩く分には苦しくならなかったので酸素補給など気にも留めずどんどん歩いてしまったのですが、後でちょっと後悔することになりました・・・。 |
| 水滴がキラキラと跳ねる小さな滝や自分の姿が映りそうな静かな池を通り過ぎた頃、時刻は2時過ぎで、太陽は燦々と私たちを照らしていました。ちょっと前から同行者の口数が減りしきりに休憩したがるのには気づいていたのですが、どうやら少し具合が悪くなっていたようです。黄滝を歩き終え出口付近の食堂に入った途端、彼女はグッタリと椅子に倒れこんでしまいました。私も車に乗るところまでは元気でしたがホテルに到着する頃には軽い頭痛がするようになっていました。はしゃいでいたので気付かなかったのですが、どうやら2人とも高山病が熱中症、あるいはその両方にかかっていたようです。 |
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| 美しい景色を見ては心は浮き立っていたのですが、快適なホテルに到着した後は調子に乗りすぎた自分達を反省しつつ、翌朝に備えておでこに氷を載せつつ早々に就寝しました。(続く) |
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