|
〜シーカヤックでおおはしゃぎ(2004.May)〜
マレーシア北西部、タイとの国境にほど近いところにあるランカウイ島、ダイビングスポットが多いことでも有名な島である。2004年の5月、マレーシアに行く機会があったので、このチャンスを逃すことはないとランカウイ島を訪問した。
ペナン島から飛行機で30分(この日はペナン島の視察もしていたのです。)青々とした島が見れるとすぐに着陸。5月のこの時期は雨季と聞いていたが、天気はよくかなり蒸し暑い感じがした。現地旅行社のスタッフが空港で出迎えてくれた。車に乗り込むと冷房が心地よい。そのままホテル視察をしてから今日宿泊のペルジャヤランカウイにチェックインした。
ペルジャヤはランカウイ以外にもマレーシア東海岸のティオマン島にもリゾートホテルを経営している。スタッフが『ティオマンが雨季の時に同じ系列だからペルジャヤランカウイに変更してくれ』と言われて困ったと苦笑いする。フロントから階段を下りるとオープンエアのレストラン。朝食はここで食べるのだが、野生の小鳥が宿泊客の食事を狙って飛んでくる。欧米人が小鳥を見かけると餌をあげるので、さらに沢山の鳥たちが集まってくる、といった感じだった。朝食時は小鳥と戦いながら食べていたのだ、と言っても過言ではないだろう。
このホテルは全てコテージタイプ。2トントラックを改造したバギーで各コテージまで送迎してくれる。只、このバギーも朝食時など移動する人が多い時は少し待たされてしまうこともある。バギーを待つのが嫌なら10分ほど森の中を散歩すればフロントとレストランに着くので小鳥の声を聞きながらの散歩も楽しいものだ。 |
ランカウイ島はダイビングスポットとして有名だが、ダイビング以外にもマングローブの中をシーカヤックで回ることも出来る。今回、シーカヤックでマングローブを回るツアーをお願いしたところ、日本人スタッフがいるところを紹介された。
まずは30分程度カヤックの漕ぎ方など基礎知識の講習を受ける。準備が出来たらシーカヤックに乗り、川幅の広いところでゆっくり漕ぎ方の練習を行う。シーカヤックの扱いに慣れたところで、マングローブのジャングルに突入する。 |
 |
皆さんご存知の通り、マングローブは川底から根を高く伸ばして成長している。根の部分が枝分かれしており、潮が引いていると複雑怪奇な様相のマングローブの根にぶつかってしまいそうだ。川幅はさほど広くないのだが、結構潮の流れが速い。エンジンがついている訳ではないので櫂を漕ぐ手を休めるとそのままスーッと流れて行く。潮が引いている根の下の泥の部分を見ると小さな蟹がたくさんいる。ちょうど潮が満ち出したとこなので、どんどん水嵩が増して行き、見る間に蟹たちも水の中に水没していってしまった。
シーカヤックはエンジン音がしないので小動物に近づくことが出来るのがうれしい。また、鳥のさえずり、波の音など自然の音も耳に入ってくる。マングローブの森を満喫するのにこれほど最適な方法はないだろう。途中にコウモリのいる洞窟があるので、シーカヤックを下りて上陸。壁にぶら下るたくさんのコウモリを観察した後は、またカヤックに戻りさらにマングローブの林を進む。マングローブの実は細長く、槍のようになっており木から落ちた際、自分の重みで下の泥に突き刺さり、そこから根を出して成長するそうだ。 |
日が沈んできた。インストラクターがここで終了ですと挨拶後、「では、最後にこのまま海に飛び込みましょう」と言ってきた。皆結構戸惑っていたが、一人が勇気を出してダイブしたのと同時に全員が飛び込んだ。その後、出発点に戻ったらランプを囲んでの夕食が待っていた。ビールを飲み、近くの海で取れた魚を焼いて食べるこの夕食の旨いこと旨いこと!料理自体は素朴だがいかにも海の男の料理!って感じがした。
|
 |
満腹になったお腹をさすり周りを見るとあたりは真っ暗、一面の闇。食卓のランプの灯りが遠く川面に延び、かすかな水音と虫たちの声が響くだけの、夜の世界。美しさと気味の悪さを同時に感じ、また自分がそんな自然の一部だってことをちょっぴり考えてみたりもした。
帰りのボートがたてる波に漂う夜光虫の光にさよならをして、シーカヤックツアーを終えた。 |
ランカウイへのツアーはこちらをクリック!→【フリースタイル ランカウイの休日】
|