絨毯で思い浮かぶものが、ペルシャ絨毯、パキスタン絨毯と、各地の産地によっても品質の違いもありますが、3000年前後の歴史もあると言われる程です。ペルシャ絨毯に使用される素材は、良質の天然素材で、おもなものは絹・羊毛・木綿の3種類、まれにラクダやヤクが使われますが、まず、これら天然の繊維を糸に紡ぐところがペルシャ絨毯の製法です。
パキスタン絨毯(シングル織り)はウール素材で絨毯自体が薄く、小さく折りたたみが出来て軽い。汚れにも強くて水洗いができるので、お手入れが簡単なのです。このタイプは、ホットカーペットのカバーに使用したり、リビング敷に用途されることが多いようです。
中国のシルクカーペットも様々な種類があり、天津、上海、ウルムチ産と各地の絨毯が主に有名です。なかでも、ウルムチ産がデザイン、質ともに有名で、羊毛や絹を織り込んで複雑で美しい模様で作られています。勿論、お値段は日本に比べると半値が相場。値段交渉は必然です。(これが結構疲れちゃいますが・・・(笑)
上海のシルク&刺繍製品は、中国四大刺繍のなかでもトップクラスの蘇州産がメインになります。ハンカチやブラウス今では壁掛けの洗練されたデザインも多く見られます。
★良質のシルク絨毯の特徴。
両面上下から見るとデザインの色柄が違って見えます。上下向きを変えて見るといいでしょう。
上 下
このデザインは、花鳥文様とペイズリー柄です。
絨毯の文様構成は、中央部とこれを囲む周辺部からなっていて、いずれも複数の文様が複合して表現されているため主要な文様を取りあげて分類します。もっとも代表的といえるメダリオン(中心柄)、オールオーバー(連続柄)、メヘラブ(単一方向柄)、ピクチャー(絵画柄)、と大きく分けて4種に分類するようです。
また文様にもそれぞれの表現がありますが、自分の好きな色、柄、デザインを選択するのも満足するでしょう。
私は息子が酉年に生まれた事もあり、鳥をあしらったデザインを選びました。
- 花鳥文様〈ゴレボルボル〉
フィールド全体に咲き乱れる花々や囀る鳥たちであふれる春の楽園を表している。イスラム教ではコーランの教えで偶像崇拝は禁じられており、基本的に生き物は表現できないので中東の絨毯ではなかなか見られないデザインかもしれません。私が購入したシルク絨毯は、ウルムチ産ですので、こういった鳥や龍のデザインも多く見かけられました。
- ボテ文様〈ペイズリー〉
糸杉や松ぼっくりを原型に図案化したもので、ヴァリエーションも豊富です。この文様を「ペイズリー」の名で親しんでいますが、英国がインドのショールなどを参考にボテ文様を染めた織物を生産したスコットランドの町ペイズリーが語源となっているそうです。
シルクの本場で、様々なシルク製品をお土産にする事も楽しみの一つですが、お土産で売られているシルクの品質はかなりの差があるので、値段も様々。本当に良いモノを探したいときは、お店を選ばなければなりません。
また、安心して良い品質のシルクをお探しなら、オークラガーデンホテル内の上海三越、久光デパート、友誼商店など大型百貨店、専門店等をお勧めします。
中国のシルク絨毯、良質な物は最高の肌触りで、壁に飾って楽しむ方も増えているようです。このシルク絨毯、玄関マットサイズならお手頃な値段でもあり、荷造りもし易いので持ち帰りにも困らないでお勧めですよ。
中国でのお土産選び、本場のシルク絨毯の肌触りを試してみてはどうでしょう。 |